
今日はウチの一番の働き者、アテンザワゴンのメンテナンスDAY
エンジンオイルの交換・タイヤの空気圧・リフトで上げて下廻りの点検
アームのブッシュの状態やブレーキパッドの残量などなど・・・点検しました。
エンジンオイルもしばらく交換していなかったので、リフレッシュ!
国産車のディーゼルエンジンのオイルはDL-1という規格のオイルが指定です。
一方ヨーロッパのディーゼルエンジンはACEA C-3という別の規格。
当店のユーザーさんのディーゼル車両は100%の確率で欧州車なので、残念ながら国産規格の
DL-1のオイルを在庫していません。。
そもそもDL-1規格のエンジンにC-3規格は使用できないのか?
違いを色々調べてみました。
大きな違いは3点
① HTHS粘度 これはザックリ言うと【保護性能】数値が高いほど保護力が高いようですが
C-3規格の方が高いので優れています。
② リン 大昔に理科で習ったアレです。元素のリンです。
リンは【潤滑性】を担っています。これは両者の数値にほぼ変わりは無いのでOK。
③ 硫酸灰分 リュウサンカイブンと読むらしいです。
コイツは一体何か?正体は【燃えた後の燃えカス】だそうです。
この燃えカス成分がDL-1とC-3の一番の違いだそうです。
数値的にはDL-1が0.6%以下 C-3が0.8%以下と0.2だけの違いなんですが、C-3オイルの方が、
燃えカスが多く出るみたいです。
だから使用不可!とされているのですが、これまた面白い見解の方を発見したので参考にしました
”そもそもDL-1は不純物も多く含んだ鉱物油がベースなので、DPFフィルター
(排気ガスの浄化フィルター的な物)に与えるダメージは大きい
一方、C-3は完全合成油。
なので、燃えカスの問題よりも不純物が混ざっている方が具合悪いよね。と。
そもそもC-3規格はDPFフィルター対応で作られているので、安心して使用可能!
嚙み砕いて説明するとこんな感じですが、もっといろんなエビデンスを基に説明されていたので、
乗っかってみようかと(笑)

合ってるのかどうかの答え合わせはずいぶん先になってしまうと思いますが、実験してみます(笑)