
Ar40/Ar50世代には懐かしい、Z世代にはある種新鮮な”THEアメ車”
シボレーアストロ!TIARA社が手掛けたコンバージョンモデル、ロイヤルスター。
しかも三井物産の正規輸入車です。
90年代当時はアストロの大ブーム。正規輸入車では追い付かず、アメリカの中古車をバイヤーが
現地で買い付け、日本へ輸出するいわゆる【中古並行車】が数多く存在する車種。
とにかく売れまくっていたので、日本へ送る前に走行距離をつるつるっと巻き戻して・・・
なんてことも横行していたと聞いています。
最近のクルマはコンピューター内に走行距離がメモリーされているのでメーターを交換しても
積算の走行距離が表示されるようになっていますが、当時のメーターなんて巻き戻し放題!(笑)
時代ですね。それを理解したうえで乗っているなら全く問題ありませんが、出来たらちゃんとした
物に乗りたいよね~って方には最大の安心材料である、正規輸入車がオススメです。


TIARA社の地球儀のようなロゴが入った、なんとも言えないグリーンのブックカバーの中に
新車時の保証書や取説、これまでの整備履歴が10数枚入っております。
これね・・・めちゃくちゃレアだと思います。
過去にアメ車も多数販売してきましたけど、この年代の物で説明書+新車当時の保証書まで
ちゃんと付いている個体なんて初めて見ました。
ヒストリーを感じられる貴重な資料です。
コンバージョンの最大の売りは豪華な内装。
90年代当時でも【最新】と言うイメージでは無く、ヨットとかクルーザーの内装を彷彿とさせる
リアルウッドが使用された内装。



昔の応接間のような重厚感といいましょうか、現代とは違う豪華の世界観です。



このシートが深く沈み込むソファーシートでゆったりと贅沢な座り心地です。




その当時は大きく感じた車体サイズも今となればアルファードと変わらないぐらいのサイズ感。
【アストロボディーサイズ】全長4.8M 全幅1.99M 全高2.09M
【アルファードボディーサイズ】全長4.9M 全幅1.85M 全高1.94M
全長に関してはアルファードの方が長いという結果。
アストロはFRなのでハンドル切れ角もけっこうあり、この見た目の割には小回りも効くんです。


皆さんが一番気になるであろう”燃費”ですが、今現在で6.5Km~7Km/Lです。
アクセルの踏み方のコツをマスターすれば市街地でもそれぐらいは伸ばせます♪
どんどん身近に感じてくるでしょ?(笑)