私、夏は大好きなんですがここまで暑くなられると、それはそれで困ります。
作業をしてると地面は汗で水たまりができるほど。
いよいよ空調服に手を出そうかどうか悩んでいます。
今回はカイエンの天井生地の張り替え
前半分の生地が垂れ下がってしまってます。
この年代のワーゲン系(ポルシェもワーゲングループ傘下)は特に垂れて来る
傾向にあります。
前のルームランプ付近の凸部分の角度がきつく、まずそこから剥がれて来る感じです。
そこから始まってどんどん後方へ広がっていく訳ですね。
天井の生地は生地の裏側に5ミリほどの厚みのあるスポンジ素材が接着されています。
そのスポンジと生地が分離してしまうんですね。
そうなると再接着は不可能なので、張り替えになります。
張り替えるには天井を車体から外さないと作業できません。
色々とバラして・・・
天井だけの状態にします。
あとは土台から生地を剥がして・・・
この状態に。
ここからが厄介で、しっかりと貼り付けられているスポンジをキレイに剥がしとらないと
せっかく新しい生地に張り替えても接着不良を起こしてしまい浮いてしまいます。
これはスポーツや仕事、色んな事に共通するとは思いますが、『下準備が9割』
しっかり下地を整えて挑みたいと思います。