前回に引き続き後編を。
外装の作業がひと段落したら次はリフレッシュメンテナンスを♪
当店は欧州車に関してのエンジンオイルはドイツの潤滑油メーカー
FUCHS(フックス)のオイルを使用しています。
昔は”ペンシルバニア産のオイルが良い!”とか”リンを多く含んでいる物がバルブにも良い”
などなど、有益な情報から裏付けの無い都市伝説的”な情報がクルマ愛好家の中でも
溢れていましたが、環境問題に敏感な欧州では大気汚染の原因となる亜鉛やリンを
含まない物を使っているそうです。その技術はアメリカや日本が持ち合わせていないそうで。。
なのでメーカーの承認・推奨を受けている物を使うようにしています。
TITAN SUPERSYN
SAE 5W-30
規格
ACEA A3/B4 API SL(CF)
承認
MB-229.3 VW502 00/505 00
推奨
BMW LONGLIFE-98
GM-LL-A-025/B-025
RENAULT RN0700/RN0710
このオイルの肩書きは上記のような内容。
ACEA A3規格にも適合しているので、主要なドイツ車のガソリンエンジンは
だいたいこれでカバーできます。
レスポンス向上や熱ダレしなくて抜群に良い!と感じることはありませんが、
承認・推奨を受けているこれが間違いないです。
※ジョッキに5L入ってますが実際は3.9Lでした。
エンジンオイルの交換を済ませたらお次はバッテリーとワイパーブレードの交換
バッテリーはワイパカウル内に設置されているお陰か、比較的最近交換されたような空気感
はありますが、交換のデータが無いので交換している方が無難ですね。
ワイパーはこれまた信頼のBOSCHエアロツイン。これも定番。
フィッティングはもちろんの事、純正よりも安い!(笑)
昔のパンタグラフみたいな形をしたワイパーブレードならもっとお安いんでしょうけど、
特に湾曲したガラスには、走行風でワイパーを押さえつける効果のあるエアロワイパーは不可欠。
そうしながら新品バッテリを追いチャージ!
新品といえど、製造された日時がはっきり分かる訳ではないので、必ず追いチャージをします。
バッテリーチャージャーがどこまで正しいかわかりませんが、新品でもチャージ量80%~90%と
表記されることがほとんどなので、おまじない的にもフルチャージします。
2Aの電流でジワジワ充電。
充電を待っている間にエアフィルターの点検を。
これはおそらく前回の車検ぐらいに交換されていますね~
吸い側を見てもこの程度の埃なのでエアブローの掃除だけでよし!
そうこうしている間に充電も完了!このFULLの文字が気持ちいい(笑)